【面白美術】中日ドラゴンズ2022“ドラスリープ”、弱い理由を広告にしてみた!【デザインのチカラで応援】

ドラスリープ アイキャッチ 中日打線は結局低反発まくら説 見て面白い

このブログへアクセスくださいましてありがとうございます。

この記事はグラフィックデザイナーで中日ドラゴンズファン20年以上のネコヒートが書いています。

今年の中日も、あまりに弱くないですか?

最近では、結果のみのチェックで、試合はさっぱり見ておりません。

だってどうせ負けるんだもん。

とくに、弱さを感じるのは

反発力の無さ!

先行されると、ずるずる反撃せずに無抵抗主義なのかなんなのかわかりませんが、

あっさり負けてしまう感じ…。

チャンスになるとポテポテしたゴロしか打てないひ弱な打撃力…。

ワンナウトでランナーがサードにいても、外野までボールが飛びません…。

満塁ではゲッツーで1点止まりとか…。

何度見た光景でしょうか…。

とても名選手だった立浪監督が指揮を執っているチームには見えませんよね。
(立浪監督だけのせいではないのは明らかなのですが)

野球チームとしても末期症状なのでは?と本気で思ってしまいます。

でも、ドラゴンズを嫌いになれないツラさ…。

他チームに乗り換えられない自分の誠実さが憎い…。

球団はわかってるんでしょうかね、こういうファン心理を。

そこで今回はこの怒りをぶつけようと、グラフィックデザイナーらしく、デザインでストレスを発散、いや、デザインの力でドラゴンズを応援しようと思います。

それでは、さっそくいってみましょう、

ドーゾッ!

データ

まず、このイライラの元となっているものはナニカ?

チームの情けない戦いっぷりを見ていて感じるのは、先ほども書いたように、

  • 反発力の無さ
  • 先に点を取られたときの絶望感

先制点をとられると先発ピッチャーの表情にも「やっちまった」感が出てしまっていますよね。

これらの根拠となるデータがこれまでの戦いなかの数字に出ているのかをまずは検証してみましょう。

チームが先制され追いかける展開になった際の、

  • 勝率
  • 勝敗
  • 得点力(何点差まで迫れたのか?)

を調べてみました。

データは2022年8月11日までの(キリよく)100試合。

下の画像が手書きの調査書類。

中日データ2022

さて、結果は以下のようになりました。

追う展開になったのは、100試合中55試合でした。

おどろいたのはその内訳です…。

  • 勝敗:10勝 45敗(借金 -35)
  • 勝率:0.181
  • 得点差:-2.56点

借金 -35って…。

追う展開になると勝率が1割8分しかありません…。

先制されたら8割2分負ける計算になります…。

得点差は、追う展開の9回の時点での得失点差のこと。

ヨワゴンズじゃなくてドラゴンズの場合、何点差で負けたかを表す数字。

立浪ヨワゴンズは、9回の時点で約2.6点負けているという計算になりますね。

あまりピーンとこないかもしれません。

しかし、2021年与田監督のときのドラゴンズ(110試合を検証)が約1.9点でしたので、アノ与田監督のときより実は打撃力が悪化していることになります。

アノ与田監督でさえ「終盤はもっと相手に迫っていた」ということになります。

与田監督(約1.9点)>立浪監督(約2.6点)

…ガッカリですね。こりゃ、弱いわけです。

試合を観たくなくなる理由が、あったわけですね。

制作過程

さて、さっそく広告を作る際の、モチーフを探してみましょうか。

この弱さを例えるならなんだろう?

この情けないくらいに打てない感じ。

反発力の無さ。無抵抗主義者のようなやられっぱなし感。

スポンジ?

いや、違う。これだと反発力というより、吸収が早いというイメージになってしまいそう。

スポンジならば、さしずめグングン成長中の岡林選手が該当するでしょうけどね。

サンドバッグ?

これも少し違う。サンドバッグだとまるで反撃せずひたすらボコボコにされているイメージになってしまいますものね。

そういう感じではないんですよね。

なんというか、もっさり感というか…打撃センスが悪いイメージというか…なんど言っても同じ過ちをくりかえす馬鹿馬鹿しさというか…打っても響かないモドカシイ感覚というか…重くて、ニブ〜イ感じ、が欲しいんですよね。

そこで、ひらめいたのが「まくら」でした。

ちょっと前に流行はやった「低反発まくら」というやつ。

グイッと手で押しんでも、なかなか元に戻らないタイプのやつですね。

もどかしさといい、ニブサといい、重い感じといい、けっこうイメージに合いますね。

これが近いかな。

というわけで、今回は

低反発まくら✖️弱いドラゴンズ=バナー広告

を作ってみましょう。

広告に入れたい情報は、さきほどのヨワゴンズを象徴する数字ですよね。

  • 追う展開は、8月11日までの100試合中55試合
  • 勝敗:10勝 45敗(借金 -35)
  • 勝率:0.181
  • 得点差:-2.56点

完成イメージ

ラフスケッチを描き、素材を集め、格闘すること約2時間。

ドラスリープ・低反発まくらの広告が完成しました。

得点差-2.56点は実感がわきにくい数字のため、今回は入れませんでした。

勝率1割8分とか、借金35のほうがイメージしやすいですもんね。

ジャーン!

ドラスリープ パロディ広告

どうせ無理な話なのは承知ですけど、ここまで言われてるんだから球団には本気で変わって欲しいですよねぇ。

例えば、これを見た球団関係者が、

「あ、こんな風に思われてんだ」

「ウチって、ダッサ〜!」

「補強しよ!」

ってなればいいんですけど、中日って本当に昔っからやる気のない球団で有名ですからね。

派閥争いばかりに夢中で、強いチームにすることにはまるで興味がない。

中日みたいに、他チームの平均以下の補強しかできない球団に対しては、教育的指導身売り勧告ができる上位組織があればいいんでしょうけど、「古い・硬い・変われない」のNPBではゼッタイ無理でしょうしね。ホント困ったもんです。

せめて、こういう広告がいろいろな人の目に止まって、ヨワゴンズ、いやドラゴンズが変わるための小さなきっかけのひとつにでもなってくれたらうれしいんですけどね。

球団も、こんなに弱いチームなのに、それでも必死に応援してくれる人が大勢いることに本気で感謝して、球団としてきちんと対応(外国人補強とか)すべきだと思いますよ。

それでも変わらないようなら、第2弾ですね。

グラフィックデザインのチカラで戦うまで。

ということで、「中日打線は低反発まくら説」は、説、立証!ということで今回はここまで。お開きです。